2020.1.1

このシリーズでは初めて横向きを採用致しました。
イメージは「手品師/マジシャン」です。

ここに至るまで、紆余曲折がありました。
マジシャン衣装など麻美様本体イラストは全く問題なかったのですが…

30周年マークの色はかなり迷走試行錯誤しましたね。
いろいろ試してみて、それをLL超会議のメンバーにも見てもらって意見を伺いました。
その結果、メインで使うものは麻美様をイメージする赤色に、文字はゴールドになりました。
で、それ以外の差分があまりにも勿体無かったのでトランプに採用したわけです。


「庚子」は、「かのえ ね」(他に、こうきんのねずみ、こうきんのね、こうし)は、
干支の組み合わせの37番目にあたります(前は己亥、次は辛丑)。
陰陽五行では、十干の庚は陽の金、十二支の子は陽の水で、相生(金生水)とされています。
(Wikipediaより)



【死不再生 窮鼠齧猫】(きゅうそねこをかむ)

簡単な意味:弱いものでも追いつめられると異様な力を発揮して反撃してくる

その由来は「塩鉄論」という、桓寛(B.C.60年代の官僚)が、B.C.81(前漢)に当時の朝廷で開かれた塩や鉄の専売制をめぐる議論の記録をまとめたもの。

前漢武帝の時代には匈奴(きょうど)という強大な外敵がいて、こことの戦いで国庫は乏しくなってしまいました。そこで塩とか鉄とか、生活に欠かせない物品を国が買い上げ、この値段が急騰したところで売りに出し、その利益で財政を立て直そうとしたのです。実際この方法は効き目があって、漢の財政は持ち直します。
けれども生活必需品を安い時に買って値段が上がると売りに出して儲けようとはあこぎな話ではあります。しかも国が民間の商人とライバル関係になるわけですから、当時の儒学者たちは眉をひそめました。が、財政は逼迫、そこでどうすべきか朝廷での議論が起きたわけです。この会議録に「窮鼠猫を噛む」が出てきます。


「死不再生、窮鼠噛狸、匹夫奔万乗、舍人折弓、陳勝呉広是也。」

訓読:死して再び生きざれば、窮鼠狸を噛み、匹夫万乗を奔り、舍人弓を折る、陳勝、呉広これなり。

意味:殺されるとなれば、追いつめられたネズミは狸に噛みつくし、庶民は皇帝から逃げ、臣下も弓を折って戦いをやめるでしょう。秦末に起きた陳勝・呉広の反乱がまさにその例です。

「猫」は原文では猫ではなく狸になっています。
この狸はいわゆる日本のタヌキではなく「狸猫」つまりヤマネコのことです。


(「中国語スプリクト」より引用)



2020.1.1
(差分)


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