[2005年11月20日 狩魔・べるず・とわ・深風の札幌ツアー 最終日(後編)]
「俺たちはな、生きるも死ぬもみんな一緒と決めてるんだよ!」(八丁堀の七人より)
おことわり:画像が多いので、2回に分けております。
・4日目(21日)続き
恵庭市に入り、バイパスを通らずに恵庭市街地を通りながら進む。
昔、某食品会社で働いていた頃は毎日のように通っていた街。
キャッツアイ恵庭で初めてパカSPで150万点を超えたとか、話の種は尽きない。
独りよがりにならないように話に工夫をしているのですが、きちんとそれに受け答えしてくれる3人は(ここにはいないけど、勿論狩魔さん含めて)好きです。
団長は本当にいい人たちに恵まれてます。それに引き換え(以下削除
ここで、サッポロビール庭園駅を見てみようということに。
なお、この駅は札幌近郊にしては珍しい無人駅で、勝手にホームに入れます。
その上、各駅停車の電車でも通過することが多い臨時駅に近い駅です。
ホームに入って勝手に撮影(笑
「beer」は英語なんですが、「teien」はローマ字。ややこしいですね^^;
ちょうど快速エアポートが通過!
120km/h(推定)で通過する721系を深風さんが見事に撮影成功!
とわさんの写真は…気にするのは失礼だ。
一通り撮影をして駅を後にする。
南下して千歳市に入る。遂に着いてしまったよ。
せっかくなので、初日に行きそびれた道の駅に行ってきました。
ソフトクリーム。さてこれは何味でしょう?ミルクじゃないぞ。
サーモンパークに隣接する、インディアン水車。
この後すごい写真を撮影したけど、それはお見せできない…。
このあたりから3人とも、時間が迫っていたことに拒絶反応を示すようになる(笑
しかしこのまま留まることは許されない。
あえて言うなら、それが許されるような立場にない。
それが互いにわかっているから、笑いながらそういう話になるわけだ。
新千歳空港に着き、搭乗手続き・お土産購入などの後にレストランで最後の晩餐。
座席で注文を待つ時にこんなカード?で引き換えます。
札幌に留まろうとするとわさんを送り出す(イメージ)
遂に来てしまった搭乗時間(の、20分前)。
固い握手は再会の約束。渡した記念品は愛の証(笑
本音を言うと引き止めたい。ずっと札幌にいてほしい。
でも、それはできないし、してはいけない。
2人には、帰るべきところがある。黙って送り出すのが、私の役目。
3人とも、泣きそうだったかもしれない。でも、ガマンした(後で聞いたらやはり2人も耐えていた)。
涙を見ると別れが余計辛くなる。だから前向きに考えた。
前回もそうでしたけど、別れは次回の出会いなのです。
そう思ったから、2005年内に奇跡的に2度も札幌で一緒に行動が出来たんじゃないかな。
2人を姿が見えなくなるまで見送り、私は駐車場へ戻った。
でも、一人取り残されたとは思っていない。
心の中では、いつだって、4人は一緒なのだから…
今回、あえて4人で一枚に写っている写真はありません。
4人一緒、を表現するなら、被写体は当然3人(1人が撮影)。
3人の姿は、いつだって私が見ているし、3人は常に私を見ている。
最高だ。それで十分じゃないか。これ以上の贅沢を誰が望もうというのか?
最後に遊戯横丁にちょっとだけ寄って、札幌へ帰りました。
私にも、3人と同じく、帰るべきところがあるから。
おまけ。千歳でも宣伝しています。
こうして4人の旅は終わりました。
本当なら「一旦終わりました」と言いたいのですが、この組み合わせで再び集まるのは難しいでしょう。
4人が4人とも違う立場であり、社会人である以上一同に集まるのは難しいのです。
ですが、心のどこかに「またこのメンバーで旅をしたい」とひとつだけ片隅に置いておけば、それを励みにお互いが仕事などに、あるいは辛いことにでも頑張れるのだと思ってます。
私も以前は友人が減った時期があったり、遠隔地に住んでいたこともあって知人と会う機会にもなかなか恵まれませんでした。しかし今では離婚などのハンデを超え、地域や年齢差・性別や立場を超えた不滅の関係を築き上げました。
拝金主義者や巨大与党が勝手な振る舞いを行い、勝ち組負け組などといった言葉で隠した差別が横行し、豪雪地帯でお年寄りが取り残され、格差社会だのと呼ばれるこの御時世に、どこに希望を見出せるというのか?不況を脱したのは一部に過ぎず、実感のない人も多いのに「景気は上向き」と言い続ける。海外では相変わらず巨大国家の侵略戦争や横暴が引き金でテロが絶えず、安全を無視した経済重視の風潮が蔓延しています。
こんな時、よく宗教とかにすがったりすることをよく耳にします。
しかしその宗教でさえ戦争の引き金になったり、イスラエル・パレスチナ問題も結局は宗教の価値観によるものでしょう。
私は、人生において希望を見出すものこそ「人」だと思っています。
ただの人ではなく、本当に自分が信じられる身近な「人」です。
この文章を最後まで読んでくださった方へ。
親しい友人は、生涯の糧です。
ひとり孤独だとPCに向かう方も、決してふさぎこまないでください。
人間は、一人では生きてはいけない存在ですから(自立心、とはまた違って物理的に)
そんなあなたにも、必ず信じることのできる人がいるはずです。
見つめては言えない言葉がある
人間には大事なものがある
それは人生において物凄く大事なこと
それは言葉にすると照れくさいもの
それが何なのか ここには記しません
この4人はわかっています
だから書きません
書く必要もありません
それは至極当然な事柄だから
もしわからなかったら 探してみてください
その答えを見つけ出すのは あなたです
答えが見つかった時 きっとあなたにも
かげがえのないあるものが いつか手に入るでしょう…
2005.11.18〜11.21
狩魔・べるず・とわ・深風の札幌ツアー
Fin.